卒乳後の軌跡~卒乳伝説G様からのお便り

 次男が10カ月の時に仕事 復帰したのですが、長男と違い託児所ではなく保育園に入ることになっていたので復帰のタイミ ングで卒乳することを決めていました。復帰が決まった頃白斑ができてしまい復帰前に何度か坂 根さんのところに通いました。いつもならわりかしスムーズに白斑が取れていたのにその時に限っ て改善するどころか、抜ける気配が全くない日々が続きました。一緒に原因を考えてくださり、 長男の時からあるしこりが影響してしている可能性もあるかもしれないと乳腺外科を紹介して頂 いた事もありました。結局復帰までに白斑は抜けず体の一部としてお付き合いしていくしかない かなと思いながら卒乳に向け授乳頻度を減らしていきました。ただ、坂根さんから「体にいらな いものは必ず出ていくはずだから」と言われたことだけはどこかで信じていました。卒乳も思っ たよりスムーズにはいかず、おっぱいは壊れた蛇口のように吹き出してしまい仕事のユニホームを 何度も濡らしました、笑。今では笑い話ですが、当時は溢れ出てくるし痛いしでトイレに何度も 駆け込んでいました。痛みは数日で治り、卒乳とともに次第に白斑も小さくなり、次男との授乳 の思い出としてこれから付き合っていこうと思っていました。卒乳から50日過ぎた頃から乳首か ら何か白いものが突出しはじめ何かの病気ではないかと急に不安になりました。どんどん大きく なりこれは病院に行かないとと思いながらお風呂に入ると、おっぱいの先端から何か白い絵の具 のような細いものがにょろにょろと沢山出てきたんです。卒乳55日目にして私の体から白斑が排 出された瞬間でした。すぐさま坂根さんに報告し喜びをわかち合い、やっぱり不要なものは排出 されるということが証明されました。 おっぱいを通し色々な経験ができました。自身の体のことについて無関心だった私ですが、おっ ぱいトラブルを通し自分の体と向き合えるようになりました。乳腺炎の渦中はとても辛いです が、自分の体と向き合える良いきっかけだったと思います